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2006.05.13

『[予知するココロ/暴走するMのエゴとコンプレックス]〜ひかり車中にて想う12〜逢いたいチカラ32』

—前回よりの続きです。

なぜ私がリュウの間近に迫る死に際して
東京の生活での嫌な思い出を次々と回想したのか?


「一刻も早くリュウに会って抱きしめてあげたい!」

その思いに集中したかった私はMからの携帯電話が鳴らないことを強く願っていました。

敵だらけの東京では数少ない同郷の友、

苦しい時に助け合った友を自分のことよりも最優先に考え
どんな無理な頼みも理由も聞かず承諾していたのでした。


ところがその(私の考えていた)感謝の気持ちを
Mは自分が偉くなったと勘違いを起こし

Mのエゴの暴走はピークを迎える直前にまで達していました。

一例を挙げれば

早朝や深夜、仕事中だということを一切考慮に入れず
というよりも私の生活をワザと妨害しているかのように特に用もないのに

Mは一方的な電話や訪問を繰り返すようになっていました。

そういった行為を繰り返すことで
私を自分よりも下位に置く=意のままに従わせることで

Mの自己顕示欲を満たし、
私に対するコンプレックスを解消しようとしているようでした。


—私に対するコンプレックス。

そう、Mは私に対して一種の(勝手な)尊敬と憧れを抱いていたのでした。

私が感謝の気持ちを現わすに従って
なぜかそれは 嫉妬 へと姿を変えてゆくのでした。

思えばMは私のマネばかりしていたのでした。

中学校時代には 私の描いた絵や服装を‥、

‥今ひとつのセンスにちょこっと離れて歩こ‥
    と思ったりしたことは楽しい思いでですが‥。

大人になってからも服装や仕種、私の周りに起きた出来事などのマネをするのでした。


少々バカ素直なところのある私ですが
さすがにMの語ることが不思議な偶然などというものでなく

俺にだってお前に負けない似たようなエピソードがあるんだぞ!と
(事の真偽は判りませんが)張り合っていることには気付いていたのでした。

嫉妬やコンプレックスといったものは

己が勝手に創造したイメージや感情に過ぎず
的になった人間にそれを投影し妬みや怒りといった

集合的無意識に俗する人類のマイナスの感情を自らに吸い上げているのである。
自らの身を滅ぼす結果へ導かれていることに目もくれずに…。


私はといえばMのことを尊敬し誇りにさえ思っていました。

少し幼稚なところもあり知に溺れた節のあるMでしたが

日本国内有数の大学院を2つも卒業し
優秀な頭脳が必要とされる職業に就いていました。

理不尽なワガママの吐出し口として私をターゲットに見定めていたMでしたが 

私がいつ怒るのか、いつ怒るのか、
こわごわ行動に移しているのが見てとれました。

そのMを傷付けないよう
私は1年ほども遠回しに注意を与え続けていたのでした。

その(私が考えていた)優しさは
Mのうすら笑いとオゴリを誘うのみでした。


      ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


…この2年程前にまだ友好的だった頃のMと雑談をしていて
腹の底から笑い転げていた時、


   『 まさかコイツと縁が切れるとは‥。 』

フッとそんな言葉が頭の中を一瞬駆け抜けました。

その次の瞬間には


   『 俺はなぜそんなことを思ったのだろう? 』

全く訳が判りませんでした。

同時に笑みは消え去り、訳が判らぬまま沈んだ気持ちが心を支配していました。

その2年半ほど後にこのことは現実となり

私の生き方のいびつさを気付かせてくれた良いキッカケとなってくれるのです。
そしてそれはMにとってもその成長を促す出来事に成り得たようでした。


   心は、脳ミソではない‘ 心 ’は全てを知っている。

   感じとっているといった方が正確だろうか?


この未来を明らかにするチカラは
リュウの危機を私や母に知らせたチカラと同じものなのでしょう。


直感、心の声の人智を超越した偉大なチカラに畏怖させられた
印象的な出来事のひとつです。


      ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


Mは

あの事故の時とその後の数年間に渡り私を苦しませ続けた
巨大な権力たちと同じ


    暴走するエゴの化物と化していたのです。


Mから電話が入らないでほしかった。この嫌な気持ち‥。

リュウのことだけに集中したい。


単なる利己的で自己中心的なエゴにつきあってなどいられない。


もはや1ミリの余裕さえ失っている。

やさしさの間違い。

今、はっきりと何が大事なのか、優先順位がわかった…。

                         —続く。

      ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


『逢いたいチカラ』は全てが実話で私小説のような形式を採っています。
事故については10年ほども前の話となりますが私小説形式なので
全てが過去形での文章となっておりません、よろしくご理解のほどお願い致します。


      ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


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