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2006年4月

2006.04.28

『[あきらめの中で夢は現実と成り]〜ひかり車中にて想う8〜逢いたいチカラ28』

『[あきらめの中で夢は現実と成り〜映画の仕事へ]
〜ひかり車中にて想う8〜逢いたいチカラ28』

—前回よりの続きです。

それは実写の映画の中に
ロトスコープ(次回解説)によるアニメーションのキャラクタを登場させ
実写の女の子と対話をさせる、というものでした。

これまでにも映像の仕事などには関わってきたのですが
映画を経験したことはありません。

何かを創造しようとする種類の人間には
 映画への憧れ を持つ人が多いと思うのだが

私もそういった内の一人で

学生時代には
SF映画好きの友人とスピルバーグやルーカスの話しで盛り上がったりしたものでした。

その友人も現在は主にコマーシャルなどを製作する会社で
3DCG(コンピューターグラッフィックス)を製作統括する立場で活躍しています。

ただ、映画を製作することを目指していたという訳ではなかったので
当然映画の仕事とは縁がなく、

私はこの頃、
毎夜実家から東京へ持ってきていた
スピルバーグやルーカスの伝記を読み返しながら

映画製作への想いを“ 前向きに ”あきらめることにしていたのでした。

       そういえば‥ と、

社会に出てからガムシャラな努力を重ねる内に

「  若き日の映画への憧れを、いつの頃かもはっきりしないけれど
              どこかへ置いてきてしまっていたのかな‥

          実写の映画の製作に関わることはもうないな‥。 」


と一抹の寂しさを覚えつつ。

自分の人生の大局を見据えながらも
己の果たすべき道を一歩づつ確実にこなしてゆこうと

小さな決心をしていたのでした。

その先には大きな夢を独力で成し遂げる自分の姿を描きながら—。


誰に伝えることもなくこんな思いを抱いていたちょうどこのタイミングでの
映画の仕事に関れるというお話でしたから何とも不思議な偶然に驚きつつも


「 あぁ、これも幸運の布置なのかな?  

   やはり(成功法則で知られるN・ヒルやマーフィーの著書の)
   ガイドと呼ばれるものの存在や

 (亡くなってしまった)リュウや叔父の意志のチカラが働いているのだろうか?」

と、願望とか成功とか呼ばれるものの 真の意味 に気付きつつも

冷静な考えを巡らせながら

そのコツというものが解りかけてきたのでした。


      ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


『逢いたいチカラ』は全てが実話で私小説のような形式を採っています。

事故については10年ほども前の話となりますが私小説形式なので
全てが過去形での文章となっておらず、現在進行形のような表現が多々あります。

よろしくご理解のほどお願い致します。

      ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

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2006.04.25

『顔面アタック』〜龍のわんぺえじ (コミック6)

Ganmenattack

リュウ(柴犬)と私は男の子どうしでしたので
遊び方もちょっとアクティブです。

お母さんとワンちゃんの暮らしぶりを描いたマンガなどは
blogなどでもよく見かけます、

ほのぼのとした日常が愛犬への絶対の愛情を感じさせてくれますが、

男どうしだと、
今回のマンガのようなくだらないことばかりやってる人が多いんじゃないでしょうか?


でも、何の理屈も意味もないこんなことが

今はもう亡くなってしまったリュウとの想い出として
昨日のことのように覚えていて。—

昔の幸せだった日のことを蘇らせてくれる。


そして、絶対の信頼関係があるからこそできたことで


     〜愛の中に生きる、愛を実践する〜


とは『 顔面アタック 』も含まれる気がするのでした。


リュウは難しい話や理論を知らないし語りませんでしたが

自然に真っ当で最高の生き方を実践していて

偏りがちな私の考え方や心の持ちかたを真直ぐにしてくれました。


      ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


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2006.04.22

『[香港ディズニー香港政府への怒り]〜ひかり車中にて想う7〜逢いたいチカラ27』

—前回よりの続きです。


冷静にこの時のことを振り返ってみれば
そんなにリキまなくても‥と、思わなくもないのですが、

それはその後の試練を経たことによる私の心の成長と
十年もの月日が流れたことによる記憶の退化がそう思わせているだけのこと‥。

ここでもし名古屋へ帰っていたら、その後の運命も変わっていたのかもしれません。

この後もなぜか、
理不尽な理由や万人が成り立たせている正義の顔をした巨悪といったものに幾度となく
立ち向かうこととなり

社会や人間の本質と己の限界、極限を知ることとなります。

そして上京をしてから6年程経った愛犬リュウの死後、
幸運の前兆としての布置(フチ)が私の周りで起き始めていることを
少しずつ理解できていったのです。

自分の歩むべき道が何なのかが少しずつ明らかになり
blog『ニライカナイ逢いたいチカラ〜リュウとの不思議な話〜』
を始めたのもそういった心境の変化からのものでした。

このblogを初めて数カ月したある日に
香港ディズニーランドによる悲しい事件をWeb上のニュースで知りました。

私のディズニーのアニメに対する憧れともいえる思いを綴りながら
この悲しい行為を止めさせることをblogの読者の皆さんに呼び掛け、助けを求めたのです。

これまでの私なら人に協力を求めるということは決して行わないことでした。

幼い頃からの体験が
独りで生きなければならないという強固な信念となって根付かせていったのかもしれません。


—そしてこの呼び掛けはひとつの成果を生みました。

香港ディズニー香港特別行政区政府による悲しい行為を止めさせることはできませんでしたが
blogのトラックバックを活用することでweb上のいくつかの地点で反響が起き
たぶん新たに数万人ほどの人々にこの事実を知ってもらうことができたのでした。

なかには、直接香港ディズニーランドへ英語で抗議をしてくれた方までいたのです。

香港に住み動物愛護のblogを発信されている方からも情報をいただき
現地でもこの悲しい行為は話題となり
大規模な開発による環境破壊や労働者との問題なども含めて随分と問題視されたとのことでした。


      ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


そしてこの時 不思議なタイミングで突然に、
極めて稀な内容の映画の仕事が私のもとへ舞い込んできたのでした。

2005年の8月、あの事故から10年ほどもの歳月が流れていました。


                                —続く。

      ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


『逢いたいチカラ』は全てが実話で私小説のような形式を採っています。
事故については10年ほども前の話となりますが私小説形式なので
全てが過去形での文章となっておりません、よろしくご理解のほどお願い致します。


      ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


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2006.04.18

『[死すとも帰らず]〜ひかり車中にて想う6〜逢いたいチカラ26』Photo

前回よりの続きです−。

Yoake


こんな(血液型の)興味深い話にも一切、感心が向くことのない
張り詰めた心のままの、
針の先が触れれば張り裂けてしまいそうな極限な状態にあった私は

とりあえず名古屋へ帰って来い、名古屋の病院に入院すればいい 
という父親の言葉を断固として拒否していました。


     「 男児、志を立てて敷居を跨げば
 
                死すとも帰らず 」


少し間違えていると思うし誰の言葉かも、どこで知ったのかも覚えていませんでしたが、
故郷を離れる時に私は心の中で何回もこの言葉を無意識の内に繰り返していました。

でも明確な志、目標といったものを描いていたわけではなく
あえて当時目標としていたものは何かと尋ねられたら

それは ‘ 苦労 ’ でした。

『巨人の星』という故梶原一輝氏の原作の漫画のワンシーンで

清水の次朗長だったか歴史上の高名な武士だったかが
月に向かってそう願ったというエピソードが描かれていました。


   「 我に艱難辛苦(かんなんしんく)を与えたまえ 」


この言葉も上京する時、常に私の頭の中を占拠していた言葉です。

そしてこの言葉、願いは見事にかないました。

この事故をかわきりに
凄まじいまでの試練が次々と私を襲うことになるのでしした。

あまり普通には味わわないような境遇を
これまでにも少なからず経てきたような私でしたがこの当時は

なにか 大きく一切合切を 自分は変わらなければならない 

という強列な衝動に駆られていたのでした。


その為に環境を変え、職を変え、友人知人先輩後輩たちとも離れ車やオートバイも捨て
そして愛くるしい愛犬のリュウとも離れることを厭わなかったのです。

満身創痍の状態の私でしたがこんな思いから
頑なに父の言葉を拒否し続けたのでした。

このまま田舎へ帰ることは恥だとも思っていました。

名古屋と東京は僅か350〜400㎞程度離れているだけ、新幹線だってあるし
同じ日本なので言葉だって通じる 東京ではなく海外へ単身移住することも選択肢にあったから

交通事故程度で帰るのは何とも弱々しく格好わるいことだと思っていたのです。

実際の暮らしの中では方言や訛りによる誤解とか気候の違いとか
車のない生活、とにかく東京は歩かなければならない 
都会の人間の独特な冷たさ—思っていた以上の様々な経験を積むことが出来たのでした。

この時、私は交通事故に遭ってしまったことを友人たちに伝えようとはしませんでした。
それは幼いときから繰り返し聞かされた父の言葉がなぜか心に焼き付いていたからでした。

     「苦労を話しても人に笑われるだけだ。」

幼かったころの私には ともだちたちもそんなに冷たいの? とその意味がよく判らなかった。

この事故の時でさえ、
友人によけいな心配や出費をかけさせてはいけないという思いから知らせなかったのであり

この言葉の意味を世間の当たり前の厳しさを心から理解はできていなかったのです。


                                  —続く。

      ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


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2006.04.14

『[変わってしまった私の血液型]〜ひかり車中にて想う5〜逢いたいチカラ25』

父との話し合いにより
「(事故による負傷の度合いを)軽く見過ごしてしまった。」 医師から
私は入院をするよう言われました。

個室には空きがないという事で、
同じように交通事故に遭われた方のたくさん居る大部屋をあてがわれました。

その病院の不潔さ、がさつな雰囲気は私の気をさらに滅入らせました。

毎日のように交通事故の患者が運ばれ、背骨を折ってしまったり
かなりの重症を負ったような人も運ばれてきました。

ある日、私の斜め前の患者さんの体調が急変し病室は緊迫した雰囲気に包まれました。

心電図やら何やら色々な延命機具が病室に持ち込まれましたが
最後には心臓マッサージなどが施され、

        これでもダメかという空気の中、

集中治療室などに移されたようですが、
 
   その人が再び病室に帰ってくることはありませんでした。

私はその人の生死を確認することをしませんでした。

           怖かったのです。

         「俺も死んでまうンか?」


主に夜になると死への恐怖が私を襲い、独り闘わざるを得ませんでした。

時に震え上がり、まともには寝られませんでした。


        「俺はこんなに弱かったンか?」

重症な患者さんも多いせいかベッドに寝たまま携帯型の容器に排泄をされる方も多く
それ自体は仕方がないのですが

とにかく病院側の配慮といったものがまるで感じられないのです。


排泄物はすぐに処理されることはなく、その匂いは部屋に充満し
食事もそういった中お構い無しに運ばれてくるのでした。

匂いのために一口も食べられない時も多々ありました。

看護婦さんたちはなぜか皆それぞれに制服を工夫するなど
病院には似つかわしくない派手さを感じさせ、

医師の口からは患者の容態を気にするような素振りは微塵も感じられませんでした。


あぁ、そう言えば入院してすぐの頃に血液型を聞かれたとき、A型です と答えたら
主治医と看護婦たちが一転して怪訝な表情となりヒソヒソと会話を始め

何事かと思っていたらもう一度血液型を聞かれて。

もちろん何度聞かれても A型です と私の方も怪訝な表情で答えていたら

      あなたはO型ですよ, と。 血液検査の結果だと。

結局もう一度血液検査をすることになりました。


          結果は 何と O型でした。


唯一この時だけ医者が医者らしく感じられた出来事でした。
頭を強く打ち付けた私の脳や記憶に障害でもあるのかと疑ったのだなと判りました。

気になるのが私の血液型、というか私の頭、記憶。

子供の頃に何度か手術をし、その度に血液検査をしていて学校でも検査があって

          私の血液型は A のはず。

後年、母親に確認したところ あんたはA型だがね という返事。


ほっと自分の頭の無事なことに胸を撫で下ろしつつも

         「人間の血液型って変わるものなの?」

という大きな謎に直面しました。


しかし当時の私にそんな事を考えている余裕は針の先ほどもなく
この後、この事故以上の様々な試練を経た後の何年も先にやっと少しだけ調べてみたのです。

結論から言えば人間の血液型は変わることもあるらしいのです。

検査の方法に問題がある場合やガンの末期などにそれは起きることも。


また、  “稀血(まれけつ)”  と呼ばれる
何か妙に語感の響きが良い血液型が存在し,

割と知られている
Rh−(アールエイチマイナス)よりもさらに珍しい 亜種 の血液型だそうで、
これがよく判定間違いされるらしいのです。

そんなこんなで私の確かな血液型というのは今もってよく判らないままなのです。

                               —続く。

      ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


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2006.04.07

睡眠時間を短縮する。[高濃度酸素と呼吸法]

主に都内の酸素カプセルの設置してあるリラクゼーション施設などが
日経BPのサイトにて特集されています。
【リンク: 眠気防止アイテム&快眠スポット - nikkeibp.jp - “街ネタ”“旬ネタ”ウォッチング.】

高濃度の酸素と香りや暖かさ、音楽で
目的別(ストレス解消/不眠/快眠/瞑想など)のプログラミングがされているそうです。

また、通常よりも濃い酸素を脳や体内に取り込むことで
短時間の睡眠で長時間眠ったような効果もあるようなので徹夜前に利用する方もいるようです。


      ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


日経BPのサイトでは紹介されていませんが以下のような方法もあります。

都内のジムには低酸素トレーニングの施設を擁している所もありますが
これはマラソン選手などが酸素の少ない高地でのトレーニングを行うのと同じ効果を狙うものです。
 
体内に酸素を送り込む能力を高める為であり効能的には酸素カプセルと同じ効果があります。

また、酸素バーなどもちらほら見かけるようになりました、これは飲み物の中に酸素
溶かし込み体内に取り入れようとするものです。

スポーツ用品店では随分前から
激しいトレーニング後などに酸素を吸入する為のスプレー形態のものが販売されています。

私も酸素スプレーは時折、使用しますがあまり頻繁にこういったものを 使用すると、
酸素を取り込む機能自体が弱まるような気がするので(個人的な意見です)

通常は毎日 “ 息吹き ” や “ 火の呼吸 ” を行っています。

“ 息吹き ”は極真空手の創始者故大山倍達館長の考案した呼吸法です。
トレーニング前、後また試合中などにも気を落ち着かせたり呼吸を整えるため行われています。

人間はパニックに陥ったり焦ったりすると息を吸うことばかりに意識が集中し、
吐くことを忘れてしまいがちでさらに息が苦しくなってきます。

“ 息吹き ”は肺の中の空気を吐き切ることで息を吸うことを促し
理想的な呼吸法へ導いてくれる鍛練法といえるでしょう。

ゆっくりと主として鼻から息を吸いこみつつ両手を頭上へクロスさせながら挙げ
その手を降りおろしつつ一気に息を吐き出し、カッと最後に肺の中の空気を吐き切ります。

“ 火の呼吸 ”はヨガの呼吸法でリズミカルにスピーディーに呼吸します。
私はそれを少し変型させた方法で体内筋である横隔膜をバーンナウトさせ
横隔膜の筋力を強化することで力強い呼吸が行えるよう工夫したものを行っています。

こういったもので気力を回復したり睡眠時間を短縮し、積極的にコントロールすることは
真理、成功法則や知識を知り実践することと同じ位に重要で
効率良くものごとを進める際あらゆる成功に向けてとても有効なものかと思われます。

      ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
      ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

※ご注意 《 盗作blogについて 》  
『逢いたいチカラ』は2005年2月より連載開始しております。
私小説『逢いたいチカラ』やblogのその他の記事、コンテンツより
コンセプト、構成、エピソード、文言などを
多数盗用、模倣、改変し流布しているA氏のblogが存在しています。
(著作権法違反とマナー、倫理の問題があります)
読者の方々においては誤解なき様、願っております。

※A氏においては盗作部分の削除を行わなければなりません。

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2006.04.06

『[父の優しさ]〜ひかり車中にて想う4〜逢いたいチカラ24』

自宅へ息も絶え絶えに辿り着き、洗面所の鏡で自分の顔を見てみました。

左の目の上というか頭部は大きく腫れ上がり、まるでお岩さんのようです。

体や関節の何ケ所かも腫れ上がり変型しています。
当然、着ている服もボロボロで大きく破れたりもしています。

そのこぶし大ほどもある 腫れ にかろうじてガーゼがぶら下がっています。
とても医者が施した手当てだとは誰も思えないでしょう。

その 腫れ のせいで左目の視界はほぼ遮られています。

とにかく疲れ果てていた私はまだ午前中でしたがそのまま深い眠りに落ちてゆきました。

夜に目の覚めた私の気分は最悪で、頭やら全身の痛みはよりひどくなっていて
目眩がとまりません。体も昭和30年代のブリキのロボットのオモチャのような
ぎこちなさを思わせ可動範囲が狭まっていてままなりません。


ボンネットというか車の全面に私を張り付けたままさらに加速し、
何十メートルかを走行した後に初めて己の車に張り付く人体に気付いたこの運転手、
大学生は急ブレーキを踏み、その反動を勢いをそのまま譲られた私の体は
アスファルトの上に全身を強く叩き付けられたのだから


   普通に素人目に考えてもウチに帰ってちゃいけなかったのです。


すぐに病院へ逆戻りすることになり、そのまま入院。

いつ実家へ連絡をしたのかはっきりとは思いだせないのですが
父親が新幹線で名古屋からその病院へ直接飛んで来ていました。

上京するキッカケのひとつに父親への反発もあったのに
病院で父親の顔を見た時には、張り詰めていた心が瞬時にコドモのココロになって
涙が溢れだしそうになりました。

そんな顔を見られては恥ずかしいので何とか涙をこらえ、平然を装って父と会話を交わしました。
後に父はこの時のことを私が帰郷する度に繰り返し母や兄たちに語ります。


       まるで覇気の無い死人のような顔をしていた、


僅か数カ月前に別れた息子がまさかこんな無惨な姿になってしまうなんて
というショックを感じていたのかな?照れて直接の表現ができない父の本当は優しい心に
最近になって、というか世間の厳しさを知る度に フッ と気付くのです。

                                    —続く。

      ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


『逢いたいチカラ』は全てが実話で私小説のような形式を採っています。
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