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2006.04.22

『[香港ディズニー香港政府への怒り]〜ひかり車中にて想う7〜逢いたいチカラ27』

—前回よりの続きです。


冷静にこの時のことを振り返ってみれば
そんなにリキまなくても‥と、思わなくもないのですが、

それはその後の試練を経たことによる私の心の成長と
十年もの月日が流れたことによる記憶の退化がそう思わせているだけのこと‥。

ここでもし名古屋へ帰っていたら、その後の運命も変わっていたのかもしれません。

この後もなぜか、
理不尽な理由や万人が成り立たせている正義の顔をした巨悪といったものに幾度となく
立ち向かうこととなり

社会や人間の本質と己の限界、極限を知ることとなります。

そして上京をしてから6年程経った愛犬リュウの死後、
幸運の前兆としての布置(フチ)が私の周りで起き始めていることを
少しずつ理解できていったのです。

自分の歩むべき道が何なのかが少しずつ明らかになり
blog『ニライカナイ逢いたいチカラ〜リュウとの不思議な話〜』
を始めたのもそういった心境の変化からのものでした。

このblogを初めて数カ月したある日に
香港ディズニーランドによる悲しい事件をWeb上のニュースで知りました。

私のディズニーのアニメに対する憧れともいえる思いを綴りながら
この悲しい行為を止めさせることをblogの読者の皆さんに呼び掛け、助けを求めたのです。

これまでの私なら人に協力を求めるということは決して行わないことでした。

幼い頃からの体験が
独りで生きなければならないという強固な信念となって根付かせていったのかもしれません。


—そしてこの呼び掛けはひとつの成果を生みました。

香港ディズニー香港特別行政区政府による悲しい行為を止めさせることはできませんでしたが
blogのトラックバックを活用することでweb上のいくつかの地点で反響が起き
たぶん新たに数万人ほどの人々にこの事実を知ってもらうことができたのでした。

なかには、直接香港ディズニーランドへ英語で抗議をしてくれた方までいたのです。

香港に住み動物愛護のblogを発信されている方からも情報をいただき
現地でもこの悲しい行為は話題となり
大規模な開発による環境破壊や労働者との問題なども含めて随分と問題視されたとのことでした。


      ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


そしてこの時 不思議なタイミングで突然に、
極めて稀な内容の映画の仕事が私のもとへ舞い込んできたのでした。

2005年の8月、あの事故から10年ほどもの歳月が流れていました。


                                —続く。

      ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


『逢いたいチカラ』は全てが実話で私小説のような形式を採っています。
事故については10年ほども前の話となりますが私小説形式なので
全てが過去形での文章となっておりません、よろしくご理解のほどお願い致します。


      ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


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