『逢いたいチカラ17〜悲しみの道玄坂X'mas〜』(photo)
母の切迫した
「リュウが‥もう、ダメかも知れない‥。」
という言葉から、きっと私はリュウの側を離れられないだろうから
東京へ戻るのはいつになるか判らない‥
仕事の予定は全て狂うし、
バルコニーの鉢植えの木や、草花が枯れることも承知の上で
渋谷のマンションを急いで飛び出し、名古屋へ向かいました。
2001年の12月7日の午後7:00頃でした。
マンションを出ると渋谷の交差点から西へ上る‘道玄坂’がすぐそこです。
この時期は渋谷に限らずどこもクリスマスムード一色です。
道玄坂も、渋谷の駅前から続く5〜600mほどの坂道の左右の木々全てに
イルミネーションを施し、
いつもよりもたくさんの人達が坂の上の方まで上って来ていて
道玄坂は車で大渋滞し、
私のマンション付近の裏道まで渋滞するような有り様でした。
混雑していた理由の一つが
表参道のイルミネーションの中止にありました。
表参道のイルミネーションは街の雰囲気とも相俟って美しく
関東近県はもとより日本中のクルマのナンバーが見られるといってもよい程
毎年、人で溢れかえっていました。
しかし、あまりの混雑ぶりと一部の人達のマナー違反が
周辺の住民の方々の怒りを買い
とうとう中止に追い込まれてしまっていたのでした。
その頃はまだ六本木ヒルズの青色LEDのイルミネーションなども無く
表参道からも程近い若者の街というイメージの、
道に沿った 街路樹のイルミネーションという点でも共通していた
渋谷道玄坂の、密なイルミネーションへ人が集まって来ていたようです。
余談ですが、
別の日にイルミネーションの中止された表参道の洞潤会アパート
(日本初の鉄筋コンクリート住宅で、
近年はお洒落なアート系の店鋪等が入居していたのですが
現在は取り壊され、
‘表参道ヒルズ’
【リンク: 表参道ヒルズ|プロジェクト|MORI BUILDING - 森ビル株式会社.】
として安藤忠雄氏の設計で地下6階、地上6階の開発工事が行われています)
の側を歩いていたとき、
1本の木にのみ、変わったイルミネーションが施されていました。
それは七色の光りが変化しつつグラデーションとなって流れていて
とてもキレイで人目を引いていました。
(その数年後、
今の六本木ヒルズの広場の木々に
同じイルミネーションを見ることができます。)
近寄ってみるとタレントの 乙葉さんが未来の服?のような衣装を着て
何かのリポートをしていました。
(たぶん、イルミネーションの中止と、
この七色の光りのイルミネーションについて。)
上京してから、芸能人の方や各界の有名な人達を見る機会が多く
ここはやっぱり日本の中心なんだなぁ、
と日々感じるほどに東京は想像以上に華やかさに満ちていました。
—続く。
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以下、追記06.7.10
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