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2005.05.13

逢いたいチカラ10〜阿修羅の日々と子守唄2〜

善良な市民、組織の中にも悪魔を見、

アウトローの中にも度量の大きな優しさを見、

しかし、共通して
どの世界でもバカにされるのが弱者や罪も無い人に
己の利、欲望をもって卑怯な手を使って真実を曲げようとする行為。


…何をしに○へ臨んだのか、人間の醜さ、恐ろしさに辟易したり
  そんなことばかり考えたり、自問自答したり…
(しかし、この後のリュウの死をきっかけとして、これらの試練の意味
 答えを示してくれる出来事を次々と経験することになります。
 私の人生においては、その根幹を再構築する作業となっていたのだと思います。)


そして、6年目のこの頃は ○へ移転し
やっと生活に落ち着きを取り戻してきたころでした。

○に居れば殺伐としたこれまでの出来事を思い出しては
憤怒に身を焦がしてしまったりイライラすることも多く、
とにかくストレスは溜まりっぱなしです。


そんな中で、時々罪のない、純粋なリュウのことを思い出しては、

   今リュウは○で何をしてるんだろう?

などと考えることが多いのです。


この頃の殺伐とした出来事、環境と比べると
リュウはまるで別世界からやって来た天使のように思えてしまうのです。

sasie3


昨日まで1人で寝ていたのに、今、
リュウは私にくっついて寝息を立てている、リュウの体温も感じる、

何か夢のようで、いつものストレスや怒りも
リュウの眼前では現わすことなどできません。

どこかへ強制的に引っ込めてしまいます。


このまま私のお腹の中、体の中にリュウを入れて

  どんな敵からもリュウを守ってあげたい、

そんな風にまで考えてしまいます。

そして、ちょっと(いや、かなり)はずかしいのですが
ずっとリュウに子守唄を歌ってあげたかったので
この2人きりになった時、チャンスだと思い鼻歌で

「ねんねん、ころりよ、おころりよ
  ぼうやは よいこだ ねんねしな ……」

とリュウの体を軽く手でたたいてリズムをとりながら
くるまって眠るリュウに子守唄を歌ってあげました。

  
  
  —最初で最後の子守唄になるとは露ほども気付かないで—。

風呂からあがった母に

 「くっつき過ぎ!」

と言われる程にこの帰省中はリュウと一緒に過ごしていました。

リュウが亡くなった後に

  ありふれた様なことが人生の中での貴重な一瞬間で、

  この世で二度と巡り会うことのない幸せな 一瞬間
                  だったということを

         改めて噛み締め、思い知らされました。


                          —続く。


※『逢いたいチカラ』は全て実話です。誇張なども一切ありません。

※「お知らせ2005.5.12」でお知らせした通り、
 ココログ(nifty)の新着記事、カテゴリなどに反映されていません
 でしたので5/12と同じものをupしております。ご了承下さい。


      ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

追記06.6.22
※ご注意 《 盗作blogについて 》  
『逢いたいチカラ』は2005年2月より連載開始しております。
私小説『逢いたいチカラ』やblogのその他の記事、コンテンツより
コンセプト、構成、エピソードなどを多数盗用、模倣、改変しているblogが存在しています。
(著作権法違反とマナーの問題があります。)
読者の方々においては誤解なき様、願っております。

      ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

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コメント

はじめまして。
TBピープルからやって来ました。

うちにもとても大事にしている愛犬がいますので
今からいなくなったときの事を考えると
怖くてしょうがありません。

今日こちらを知ったばかりなので
まだ数個の記事しか読み終えていませんが、
これから少しずつ楽しみに拝見させていただきたいと思ってます。

投稿: だる山 | 2005.05.15 22:52

だる山さん、コメントありがとうございます。

『逢いたいチカラ10』では、少し重い内容〜怒りの心情や
子守唄を唱うという、ちょっと恥ずかしいエピソードも書いたりしたので
コメントをいただけて意外だな、と思う反面、
うれしくもあります。

だる山さんの日記風のマンガおもしろいですね。

たまたま、この何日かディズニーの伝記を読み返していて

その中に、ウサギの『オズワルド』の耳や目を直して
『ミッキーマウス』が誕生する過程の部分に
差し掛かっていた所だったので

だる山さんのウサギの様なマンガのキャラクタを見て何か
小さな偶然を感じました。

私が 『逢いたいチカラ』や、コミックを書きはじめた心情とも
関連していると感じたからです。

リュウの死後、私の回りでは、このような
意味がある様な、ない様な大小の 不思議な偶然 が
たくさん続きます。

こういった現象を “ 布置—フチ ” と言います。


この言葉は
『逢いたいチカラ』において非常に重要なキーワードのひとつ
として、今後、登場しますので憶えておいていただければ、
と思います。

投稿: ネリカナヤ | 2005.05.16 23:32

不思議な偶然ですね。
それがこんな嬉しい事柄なら素敵なのですが。

布置—フチ っていうんですか。
覚えておきますねv

投稿: だる山 | 2005.05.17 21:01

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