『逢いたいチカラ4 〜遠感2〜』
上京して6年目にしてなぜか初めて
リュウに、おみやげを買っていこうと思っていました。
○のドンキホーテや東急ハンズなどを見て回り、
もうすぐリュウに会えると思うと幸せな気分でした。
そして選んだのがピカチューのぬいぐるみと、お腹を冷やさないための金太郎さんの服?でした。
後に知らされるリュウの悪性リンパ肉腫(ガンの一種)は小腸全体に転位していました。
私がリュウのお腹のことを心配したのは何かの偶然だったのでしょうか?
—ともかく200○年の10月○日に、実家のある○へ帰郷しました。
新幹線で○に到着すると、そこから○という○へ乗り換えます。
余談になりますが、この○は、○から○への途中、地下から地上へトンネルを抜ける様子が
ドラマチック?な路線として知られていて、随分と昔のことですが、
○の○にも使用されました。
実家に帰った私は、友人の結婚式への出席以外はほとんど家から出ないでおこうと考えていました。
リュウと少しでも長く一緒に居たい、
と考えていたからです。
当然この時は、まだ誰もリュウがガンであることは知りません。
かなり前に、愛犬を食事の偏りが原因の1つとなって、亡くしてしまったこともあり、リュウは栄養状態もバツグンに良く運動もこなし、定期検診もしっかり受けていました。
でも、20年は無理かも知れない、18才くらいだろうか、
「だったらあと9年しかない。…」
その頃なぜか、急にリュウの寿命が気になり出したのでした。
年に2回帰省しても、
9年× 2回×1週間=18週=約4ヶ月
しかリュウと一緒に居られない、と考えた私は、
○で年の半分程を過ごして仕事ができないか、
○の仕事関係の知人にG3(アップル社のパソコン)を借りる相談まで進めていました。
〜なぜこの時期になって無性にリュウに会いたくなったのか?、
リュウの寿命やお腹のことを考えるようになったのか?
リュウが無意識のうちに何かの信号、感情を伝え、
私の脳か、それとももっと深い意識のレベルで、その“何か”を感じとっていたのでしょうか?
○㎞以上離れた土地に住んでいるもの同士で、そんなことはあり得るのでしょうか?
— でも、リュウとの別れの予感を感じとっていたのは私一人だけではありませんでした。
—続く。
※『逢いたいチカラ』は全て実話です。誇張なども一切ありません。
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